映画の箱〜独断と偏見で映画を楽しむブログ〜

注目作品の情報や、観た作品の感想、考察を思うままに書いていきます。

注目作品 ベスト5【2020年 上半期】

回は2020年上半期に公開される作品の中から個人的に注目している5作品を独断的偏見で厳選し、紹介していきたいと思います!!

 

第5位

『リチャード・ジュエル』

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1996年アトランタ・オリンピックにて起きた爆発テロから迅速な通報によって多くの人を救ったにも関わらず、第一発見者という理由からFBIやマスコミによって容疑者にされてしまった一人の男とその弁護士の無実を勝ち取るまでを描く今作。未曾有のテロがいつどこで起こってもおかしくない現代、特に今年、日本では東京オリンピックを控えていることもあり、かなりタイムリーな内容であると思います。またSNSやマスコミの情報を鵜呑みにし第三者によって無関係の人間が攻撃されやすい昨今において、報道の自由とは何か?報道の意義とは?そして報道が成すべき正義とは何か?報道そのものの在り方を問う作品としても見応えのある作品だと思います。

 

国際情勢、現代社会における問題に一石投じる作品であると同時に、クリント・イーストウッド監督作品、最新作としても、非常に注目度の高い作品として第5位にランクインさせて頂きました!!

 

第4位

『黒い司法 0%からの奇跡』

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人差別が根強い1980年代のアラバマ州を舞台に、白人で構成された陪審、不利な証言の数々、そして弁護士への脅迫と圧倒的に不利な状況下において黒人の被告人の無罪を勝ち取るべく奮闘する若き黒人の新人弁護士の戦いを描いた作品。『リチャード・ジュエル』と同じく無罪を勝ち取ろうとるまでを描く法廷ものではあるものの、『リチャード・ジュエル』において描かれる法廷の熾烈な戦いに、白人による黒人に対する差別意識だったり、偏見という大きな壁が加わるわけですから、また違う法廷バトルの感動が味わえると思います。当時の黒人差別の風潮が如何に法廷において影響を及ぼしていたのか?そしてその当時の法廷において若き黒人弁護士はどう戦ったのか?そして真の正義は果たされるのか?『リチャード・ジュエル』同様に色々考えるきっかけになる作品になると思います。ブラックパンサーでキルモンガーとしての活躍が記憶に新しいマイケル・B・ジョーダンが主演ということもあり、MCUファンの僕にとっては早く観たい一作です。

 

第3位

『1917 命をかけた伝令』

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1917年第一次世界大戦において最前線の1600人もの仲間を救うため、一刻も早く伝令を届けようと敵陣に身を投じる一人の若きイギリス兵士のサバイバルを描いた作品。『007 スペクター』で監督を務めたサム・メンデス監督作品というだけでなく、ベネディクト・カンバーバッチコリン・ファースといったイギリスを代表する俳優陣が出演を果たす作品としても注目度が高い作品です。YouTubeにて公開されているトレーラーや撮影現場映像を見たのですが、かなり美しく迫力のあるリアルな映像だったので、個人的にダンケルクのような緊迫感を味わえるのではないかと期待しています。

また『SHERLOCK』が好きな僕としては、ベネディクト・カンバーバッチがどのように戦争映画で演技をするのか、またコリン・ファースといったイギリスを代表する俳優陣とどのような掛け合いを繰り広げるのかという点においても非常に楽しみな一作です!!

 

第2位

『フォードvsフェラーリ

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つて「ル・マン」において絶対的王者であったフェラーリを打倒すべく、フォードからの使命を受けたカー・デザイナーと優秀だが破天荒なドライバーがフェラーリを超える車を開発させるまでを描いた作品。限られた資金と時間の中でこの二人がどのようにして絶対的王者フェラーリに打ち勝つ最強のマシンを開発したのか?海外版『下町ロケット』とも言える努力と友情の物語として個人的に昨年から楽しみにしている作品ですし、マッド・デイモンとクリスチャン・ベイルのW主演というのだから観ないわけにはいきません!!個人的にかなり1位にしようか迷った作品ではありますが、ここは敢えて2位にランクインさせて頂きました!!

 

第1位

ブラックウィドウ

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ーベル・シネマティック・ユニバースにおいてオリジナル6の一人としても人気が高い魔性の女スパイの知られざる活躍を描いた単独作品がついに満を持しての登場!!ストーリーは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後ということで、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以前にブラックウィドウはどのように活躍をしていたのか非常に気になりますし、なんといってもタスクマスターやロシア版キャプテン・アメリカとも称されるレッド・ガーディアンも登場するということもあり、マーベルファンにとっては早く観たくて観たくて堪らない作品になると思います!!『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』の熱が冷めやらぬ今、MCUファンとして注目度1位にしない理由が無い作品です!!かなり忖度させて頂きました(笑) 

 

かがだったでしょうか?かなり独断的偏見のあるランキングになってはいますが、どの作品も期待を超える作品だと思います!他にも007シリーズにてジェームズ・ボンドを演じているダニエル・クレイグマーベル・シネマティック・ユニバースにてキャプテン・アメリカを演じてきたクリス・エヴァンスが出演するミステリー作品『ナイブズ・アウト』や『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で監督を務めたタイカ・ワイティティが監督、出演を果たすコメディ戦争映画『ジョジョラビット』、また『バッドボーイズ』の続編や伝説的ミュージカル『CATS』の映画版、ダニエル・クレイグジェームズ・ボンド最終作とも言われる『007/ノータイム・トゥ・ダイ』など多くの注目作品が上半期に公開を控えています。僕のこのランキングも含めて是非、2020年上半期作品を楽しんで下さい!!